福島レポート5日目スポット紹介

台湾の若者たちが巡った福島のスポットを紹介します。

大内宿

住所:福島県南会津郡下郷町大字大内

HP
http://ouchi-juku.com/

ネギ蕎麦

福島県でも有数の観光スポットの一つである大内宿は、30軒以上の茅葺き屋根の民家が立ち並んでいて、江戸時代の姿をそのまま残しているのが特徴です。国重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気を味わうことができます。大内宿の全長は約1キロであり、その区間にはお土産屋や食事処が軒を連ねています。その他にも当時の生活を再現した町並み展示館もあり、観光にぴったりです。

大内宿の名物となっているねぎそばは、長ネギが一本丸ごと乗っていて器を大きく飛び出しているインパクトのある仕上がりになっています。長ネギでそばをほぐしてそのまま口に入れて、ネギをかじりながら薬味として食べるのが特徴です。もちろんお箸もあるので途中からはお箸で食べることができ、余ったネギは袋に入れてもらえるので待って帰ることもできます。

大川荘

住所:福島県会津若松市 大戸町大字芦ノ牧字下平984

HP
http://www.ookawaso.co.jp/

大川荘

映画の公開もあり、空前のブームを巻き起こした「鬼滅の刃」のキャラクターや物語の世界観に似ている場所が、いわゆる「聖地巡礼」のトレンドになっているようです。福島県にある芦ノ牧温泉にある温泉旅館の「大川荘」もそんな名所のひとつです。

旅館の玄関をくぐりロビーを進むと、天井まで高い吹き抜けになった赤い空間が目の前に広がります。地下一階まで見下ろせる階段の踊り場には、鮮烈な赤が印象的な小さな舞台があります。この吹き抜けの雰囲気が、鬼滅の刃に出てくる「無限城」に類似しているとの書き込みがSNSで話題になっています。

柳津町

住所:福島県河沼郡柳津町大字柳津字下平乙234

HP
http://www.town.yanaizu.fukushima.jp/

柳津町は、奥会津観光の玄関口となっています。この地域に特徴的なお土産として、赤い牛の張り子人形として有名な「赤べこ」があります。また、円蔵寺に祭られている日本三体虚空蔵の一つである福満虚空蔵菩薩も有名です。

円蔵寺は奈良時代ごろに活躍した徳一大師により建立されました。しかし慶長三陸地震により、円蔵寺は倒壊してしまいました。円蔵寺は崖上にあるため、地震による復旧の建築資材を崖の上まで運搬するのは重労働で、その当時の人々は大変苦労していました。そこに赤毛の牛たちが現れ、運搬の手伝いをしてくれました。この手伝いのおかげで無事にお堂が復旧され、このことが「赤べこ伝説」として伝えられるようになりました。この赤毛の牛たちの慰労のためにお堂に撫牛は建立され、会津地方の人々の心のよりどころとなりました。この「赤べこ」をモチーフにした「あかべぇ」などのマスコットもあるので、訪れた際にはぜひグッズもゲットしてみてください。

会津ジイゴ坂学舎

住所:福島県南会津郡下郷町落合字ジイゴ坂1604-1

HP
https://jiigozaka.jimdofree.com/

福島県の会津ジイゴ坂学舎は、2005年に閉校になった旧旭田小学校をリノベーションして映画監督が映画の制作の拠点や交流の場として、2014年にオープンしました。会津ジイゴ坂学舎の特徴は、カフェやギャラリーやシアター等から構成されています。会津ジイゴ坂学舎のシアタールームでは映画監督が作った地元の歌舞伎を題材にしたドキュメンタリー映画などが上映され、展覧会や音楽会や映画祭やワークショップなどの多数の催しが行われました。

2016年春にオープンしたバードウォッチングカフェでは、会津ジイゴ坂学舎に集まる鳥をゆっくりとカフェでお茶を飲みながら観察できます。会津ジイゴ坂学舎にあるショップでは、ここでしか手に入らない定番アイテムの学舎豆や日本一美しいペーパーや季節のイベントに合わせて、生活を楽しく送るための良品雑貨が販売されてます。またそれ以外にも映画監督のドキュメンタリー作品のサウンドトラックCDも販売されています。

すとう農産

住所:福島県会津若松市北会津町和泉470番地

HP
http://sutou-nousan.com/

すとう農産は、福島県にある会社で農産物の生産やそれらを使った加工品の販売を手掛けています。この会社の特徴は、無農薬米などのオーガニックな農産物を生産している点です。すとう農産で収穫された無農薬米は、それを精米するだけでなく、加工品にするケースも多いです。リゾットや玄米コーヒーといった商品は、お米の良さを活かした商品に仕上がっています。すとう農産のお米の特徴は無農薬である事ですが、農薬を使わないようにする為に合鴨の雛を放し飼いにして稲を育てていったり、一度だけ除草剤を使って、それからは水の管理などで農薬を使わずに稲を育てていったりします。

すとう農産では、古代米も栽培しています。古代米は白米とはまた違った味わいを楽しむ事ができ、栄養も豊富に配合されています。また、もち米や自然麦芽玄米も栽培・加工・販売しているので、栄養の事も考えて、白米から古代米・玄米にしたいというユーザーの声にも応えてくれます。古代米・白米・もち米の三種類をブレンドしたお米も販売しており、毎日の食卓を彩ってくれます。合鴨栽培の農業体験会も実施されており、どのようにしてお米が作られているのかを体験会を通して知る事も出来ます。

会津若松七日町

住所:福島県会津若松市七日町

HP(会津若松市)
https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/zokusei/kanko/

会津若松七日町は古き良き時代を彷彿させる蔵が立ち並んでおり、大正時代にタイムスリップしたような感覚が味わえます。かつては日光や越後、そして米沢を結ぶ大きなルートがあったのが街の特徴です。藩政の時代は城下町の玄関口として機能し、旅人が羽を休める場所として、また商業の要として活躍しました。今では繁華街の役割は終え、ノスタルジックな雰囲気が味わえる観光地となりました。伝統工芸品を販売する専門店があったり、現代風のモダンでトレンディな服飾小物を販売するお店があります。また過去の会津若松七日町の歴史的建造物や貴重な資料が見られる観光地でもあり、大正ロマンに興味がある女性や下町情緒に触れたい男性にお勧めの資料館、街並みも見どころです。

鶴ヶ城



会津若松七日町には、会津のご当地グルメである味噌田楽が味わえるお店があったり、豊かな水源を活かして製造される地酒やご当地コーヒーが楽しめる酒蔵や喫茶店があります。老舗の和菓子店が充実しているのも会津若松七日町の特徴で、名産の会津クルミを使った珍しい和菓子も味わえます。