福島レポート4日目スポット紹介

台湾の若者たちが巡った福島のスポットを紹介します。

後藤新平記念館

住所:岩手県奥州市水沢大手町4丁目1番地
HP
http://www.city.oshu.iwate.jp/shinpei/indexb.html

後藤新平記念館は、関東大震災後に日本の復興に尽力した後藤新平を記念して、様々な活動の記録を展示した場所となっています。後藤新平は安政4年6月生まれで昭和4年にその生涯を閉じるまで、医師であると共に政治家として様々な功績を残している人物です。特にボーイスカウト日本連盟初代総長でその名前が知られているほか、NHKの前身である東京放送局の初代総裁で知られています。しかしもともとは医師であり、福島県須賀川市の岩瀬病院の須賀川学校を卒業し、医師となったことから福島県出身の著名人でも知られるところとなりました。

後藤新平記念館では政治家として、有名な後藤新平の医師時代の様々な功績も残されているのが特徴となっています。特に生物学に長じていたことから、日清戦争の帰還兵に対する権益業務や、その後の台湾統治においても生物学の知識を生かし効率的な統治を行ったことでも有名です。これらの様々な活躍を記録で見ることができる場所となっているのがこの記念館の特徴です。

銀河のほとり

住所:福島県須賀川市滑川字東町327-1

HP
https://plaza.rakuten.co.jp/ginganohotori/

食べログ
https://tabelog.com/fukushima/A0702/A070202/7000269/

銀河のほとり

銀河のほとりは、福島県須賀川市にある自然食レストランです。心と体と地球のための自然食レストランをテーマに、安心安全な食材を利用した、おいしい食事を提供することを目指したレストランです。また、豊かな自然の中で様々な地元の料理を提供してくれるレストランとして非常に知名度が高い点もが特徴です。

福島県は東日本大震災による影響を受け、様々な面で非常に厳しい状況となっていますが、銀河のほとりもその例外ではありません。放射能による風評被害などは現在でも残っており、敬遠する人も少なくない中で安全で安心できる食材をオーナー自ら選び、福島の食材を効果的に利用しておいしい料理に仕上げているのがポイントとなっています。

あぶくま洞

住所:福島県田村市滝根町菅谷東釜山1

HP
https://abukumado.com/

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https://www.facebook.com/abukumado.cave/

あぶくま洞

あぶくま洞は福島県田村市にある鍾乳洞です。1969年9月に阿武隈高地と呼ばれる高原地帯の釜山採石場跡地から発見されました。発見当時は深さ12mの縦穴と北に60m、南西方向に15mの横穴で構成された小規模な鍾乳洞でしたが、その後の調査により北端部の先に主洞窟を発見し、4年後の1973年から一般公開されています。その特徴は滴り落ちる地下水の溶食作用によって創られた鍾乳石の数の多さで、8000万年という途方もない歳月を積み重ねて創られた鍾乳石は、その種類の豊富さと数量から「東洋一」とも言われています。

観光コースは全長600mの一般コースの他に冒険気分を味わえる追加コースの探検コースもあり、特徴的なエリアや鍾乳石にはライトアップが施されている他、滝根御殿や竜宮殿、妖怪の塔やクリスマスツリーなどの名前が付けられて幻想的な世界観を楽しむことができます。洞内は公開されているルートの奥に未公開エリアが2500m以上も広がっており、学術的にも貴重な研究資料となっています。

NPO法人しんせい

住所:福島県郡山市西の内1丁目25-2

HP
https://shinsei28.org/

NPO法人しんせいは、福島県にある障がい者支援のための団体で、特に東日本大震災により被災した人たちの支援を積極的に行っているのが特徴です。通常の障がい者と異なり、東日本大震災で被災した人たちは一般の人でも仕事や住む場所を失った人々が多いのに加えて、様々な支援を受けることができない状況となっていることから非常に苦しい精神状態にあることは間違いありません。このような人たちに対して精神的な支援を行いながら、生きる活力を取り戻すための活動を行っているのが、NPO法人しんせいが行う被災者支援特徴となっています。

NPO法人しんせいでは、障がい者が気軽に行うことができるお菓子作りやミシン作業、及び園芸などの場所を提供するほか、復興支援として地域の企業や住民と協力しながら、様々な仕事の仕組みを生み出しているのも特徴です。被災地の中では様々な人々が同じ苦しみに遭っており、障がい者だけでなく多くの人々が協力して困難を乗り越えていくための仕組みを生み出しているNPO法人となっています。

設楽農園

住所:須賀川市山寺町87

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福島県須賀川市の設楽農園は、きゅうりや米、ネギなどを栽培する農園です。一見普通の野菜農園と思われることも多いのですが、オーナーの様々なアイディアによりこれらの収穫物を生かした様々な活動を展開しているのもその特徴となっています。

現代の教育の中で非常に重要な要素となっている食育に注目し、自治体や民間企業と共同で自らの農作物を生かしたイベントを積極的に実施しており、さらにオーナー自ら野菜ソムリエの資格を持つことから生産者の立場で情報発信を行っているのも特徴です。

設楽農園の名物は地元須賀川市で有名なきゅうりを利用したきゅうりのフルコースで、様々な調理方法を駆使し飽きさせないメニューを展開している点もポイントです。その他の活動も地元企業や自治体等と連携しながら行っており、いろいろなアイディアを効果的に活用しながら、現代の農家のあり方を変革し続ける農園となっている点も高く評価されています。

ファームつばさ

住所:福島県東白川郡鮫川村赤坂東野 字葉貫22−2

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ファームつばさは福島県鮫川村にある牧場で、ジャージー牛の牛乳とソフトクリームが有名な牧場です。その特徴は親牛が17頭、子牛を含めると25頭と言う現代の牧場としては比較的小規模のものではありますが、非常にきめ細かく管理の行き届いた飼育を行っており、特に牛乳は非常においしいと評価が高いところです。 ジャージーソフトが大人気となっています。

福島県鮫川村は東日本大震災の影響を受け、現在でもその影響が残っていますが、困難を乗り越え品質の良い牛乳を生産し多くの人に届けていると全国から注目されているのがポイントです。

蓮笑庵

住所: 福島県田村市船引町芦沢字霜田61

HP
http://renshoan.jp/

蓮笑庵は福島県の小さな村の中にあるアトリエで、民画家として有名な渡辺俊明氏の作業場でもあります。この場所で自然と触れ合うことによって様々な人の心に感銘を与える作品を生み出しました。

小さな山の中に建てられた独特の建物は、自然との調和が非常に美しい建物でもあります。その中で渡辺俊明氏は民画のほか様々な芸術品を残しており、その作品の全てが見るものを温かい気持ちにさせてくれます。

建物の中には応接間もあり、前もって予約をすることで抹茶をいただくこともできるため、その抹茶を飲みながら作品を鑑賞するのも非常に落ち着いた雰囲気でその世界に浸ることができます。日頃なかなか味わうことのできない美しい景色に囲まれて豊かな気持ちになり、様々な書画や器を鑑賞することで日常とは異なる雰囲気を味わうことができるのもポイントです。